背部の痛みは大きく分けて４つあります。

1.神経疾患が関係するもの　背骨が変形したりして、背骨の間を通っている神経を圧迫して痛みが生じるもの。

2.心因性　主にストレスが原因で、強いストレスにさらされていると脳の機能に不具合が起こり、筋肉内の血行を悪くして筋肉がアンバランスになり背骨を歪めたりして痛みが出たり、筋肉内の血行不良などを起こすこともありぎっくり腰のように筋肉に過緊張を起こさせて痛みを出してしまったりもします。

3.運動器疾患によるもの　筋肉が硬くなってしまうことで痛みが出たり、転んでケガをしたり、ぎっくり腰を起こしたりした場合がこれに当てはまります。背部の痛みはこの運動器疾患によるものが最も多くなっています。

4.内臓疾患に由来するもの　背部に痛みが出るのは医学的に緊急性が高く、様々な疾患が考えられます。代表的なものを上げると、胆のう炎・胆石症・大動脈解離・解離性大動脈瘤・食道癌・虚血性心疾患・胃癌・急性膵炎・気管支炎・膵臓癌・腎盂腎炎・膀胱癌などです。

鍼灸整骨院で対応できるのは、内臓に由来するもの以外です。

背部に痛みが出現するのは、筋肉や神経に由来するものがほとんどではありますが、万が一を疑って、まず病院での精査をお勧めいたします。

新小岩あさひろ鍼灸整骨院では筋緊張や痛みが強い場合は鍼施術をお勧めしています。その後は症状が起きにくくするための姿勢矯正を行います。肩や背中などの過緊張や痛みはほとんどの場合において不良姿勢がもとになっています。良姿勢に矯正し不調の起きにくい身体を作っていきましょう。