9. 超音波施術
- 骨折や靭帯損傷後など硬・軟組織の修復
- 筋挫傷や筋緊張の修復・改善
超音波施術|あさひろ鍼灸整骨院同潤会院
超音波療法は温熱および非温熱効果(音圧効果)を伴う理学療法の一種で、血流やコラーゲン線維組織の進展性を増加させます。主として筋ならびに関節組織の障害に対して適用し,疼痛緩和と関節部可動化を促進します。
超音波治療法とは、周波数が早すぎて聴こえない超音波の振動を使った治療です。
超音波の振動は光のように直進し、ぶつかる材質により、通り抜けたり跳ね返ったりします。その性質を活かして、治療に活用しているのが「超音波治療器」です。
超音波治療法の特長は、振動が皮膚から数cmもの深いところまで届くこと。出力のレベルを変化させたり、振動の間隔を変化させることで、さまざまな施術が可能となっています。
効果についてですが、たとえば肩こりの原因は血行不良で筋肉が絶えず収縮した状態になり、毛細血管を圧迫して血流が停滞。すると、細胞からの老廃物の排出がうまくいかなくなり、疲労物質が筋肉に蓄積するのです。
超音波治療は、温熱や振動により血管拡張効果があるため、肩こりの治療に最適というわけです。また、神経組織への作用や細胞レベルのミクロマッサージ効果もあるため、捻挫や関節炎による痛みや腫れにも効果があるのです。
超音波治療法はワールドカップやオリンピックの現場でも活躍しています。
1秒間に数百万回ものミクロマッサージを行うことは人間の手では無理なことです。微細な振動を深さ数cmの深部に与えることができるのは「超音波治療器」ならではのこと。超音波療法は、世界のリハビリテーション分野やスポーツ分野で最も利用されている理学療法です。